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狐に化かされたK蔵さんの話(第2話)


前回は、杉本家に伝わる不思議な話「キツネに化かされた人たち」の第2弾として狐に化かされたK蔵さんの話を始めたところでした。
今日はその続きです。

・・・・・

バスを運転していたのがこのお話の主人公、大月交通の運転手K蔵さんです。
暗い夜道を走っていたK蔵さんのバスは、終バスということもあり、もう乗客は1人もいなかったそうです。
真っ暗闇の中を誰も乗っていないバスを運転するのは、どうにも寂しくて少し気味が悪くもあります。
そんな時にあの事件は起きました。


甲州街道と言っても80年も前のことですから、舗装されてなんかいません。小石混じりの土の道路で、幅もせいぜい6mくらいなところでしょう。

そんな道を走っていたわけですが、昔のバスのことですからサスペンションも利きがあまり良くなく、路面の悪さも手伝ってギシギシときしみながら走っていたんじゃないでしょうか。
ヘッドライトだって薄黄色く拡散するようなやつで、あまり遠くまでの視界を確保してくれるような代物ではなかったんでしょう。

梁川(やながわ)の村を過ぎてしばらく行った頃です。
ガタゴトと焦点の定まらないヘッドライトの端が一瞬何かを映し出しました。
バスの行く手、ゆるくカーブする道路の脇にボウッと白い物体が見えた気がしました。

こんな夜道に人がいるはずが無く、ひょっとしたら幽霊なんじゃないかと鳥肌が立ちました。
しかしバスが近づくにつれて、それがやっぱり人であることがわかりほっと安心したK蔵さんでした。

立っていたのは1人の若い女性でした。
K蔵さんは女性の前でバスを止めると運転席の窓越しに声を掛けました。

K蔵さん:「1人けぇ?こんな夜更けにこんな山ん中でバス待ってたんじゃ、さぞかし心細かったんべぇ?さぁ、今ドアを開けてやっから急いで乗りな!」

きしみながらドアがばたんと開くと、女性はすうっと乗り込んできた。






(続きはこちらへ・・・)





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私達の生き方を映している鏡を知っていましたか?(第18話)


「鏡の法則」という素敵なお話の紹介第18話です。
小学生の息子さんの受けているいじめに悩んでいるA子さん。
B氏からの宿題で、お父さんに感謝できることと謝りたいことを書き出すことにしました。
今日はその続きです。

では、以下転載します。
・・・・・

父に対して感謝できることがたくさん思い浮かんだ。

・現場監督のきつい仕事を続けて、家族を養ってくれた。

・私が子どものころ、夜中に高熱を出したことが何度かあったが、その都度、車で救急病院まで連れて行ってくれた。(肉体労働をしていた父にとって、夜中はしんどかったはず)

・私が子どものころ、よく海や川に連れて行ってくれて、泳ぎを教えてくれた。

・子どものころ私はメロンが好きだったが、毎年の私の誕生日には、メロンを買って帰って来てくれた。

・子どものころ近所のいじめっ子にいじめられていたことがあったが、その子の家に抗議しに行ってくれた。

・私は私立大学に入ったが、文句を言わず学費を出してくれた。(当時のわが家にとって、大きな負担だったはず)

・私の就職先が決まった時に、寿司を出前で取ってくれた。(とても豪華な寿司だった。その時私は「寿司は好きじゃない」と言って食べなかった。父はしょんぼりしていた)

・嫁入り道具に、高価な桐のタンスを買ってくれた。

「感謝したいこと」に連鎖して「謝りたいこと」も浮かんできた。
「感謝したいこと」と「謝りたいこと」を書きながら、涙が浮かんできた。

「私は、こんなにも愛されていた。
反発する私を、愛し続けてくれていたんだ。
許せないという思いにとらわれていたから、その愛に気づかなかったんだ。
そして、こんなにも愛してもらいながら、私は父に何もしてあげてない。
親孝行らしいこともほとんどしていない。」

自分が父親の仕事を尊敬していなかったことにも気づいた。
父親の現場監督の仕事に対して、「品がない」とか「知的でない」とか思っていた。
父親が仕事を頑張り続けてくれたおかげで、自分は大学まで行かせてもらえたのに。
そのことを初めて気づいた。
父親の仕事に対して、尊敬心と感謝を感じた。

そして今、自分の夫の仕事に対して、「知的でない」というイメージを持っている。
自分の夫に対する「教養がない」という嫌悪感をともなうイメージは、父に対して持っていたイメージとそっくりである。
自分は、夫に対しても感謝できることがたくさんあるはずだ。
そんなことを考えながら、続いて、「父に対して、どのような考え方で接したらよかったのか?」というタイトルの紙を用意した。


(続きはこちらへ・・・)




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狐に化かされたK蔵さんの話

「狐にだまされた」とか「狐が化けた」とか、それは民話の世界の作り話だなんて思っていませんか?

狸も化かすとか言われますね。
私の住む千葉県には「しょうじょう寺の狸ばやし」の民話が伝わっています。
木更津にある証城寺に伝わる伝説で、童謡にもなっていますね。

しかし、いいですかぁ? 狸は化けないんですよ!
死んだふりしてだますことは有るかも知れません。(だましたのではなく、本当に気絶しただけだという説もありますが)
しかし、化けるわけではないのです!

人に化けて、いわゆる「人を化かす」のは何を隠そう狐なのです!( ̄^ ̄)


というような荒唐無稽な話をするつもりはなかったのですが、ふとしたきっかけで杉本家伝わる狐伝説(?)をご紹介することになりました。


「キツネはいつから化かさなくなったんでしょう?」というタイトルで、「キツネに化かされたT造さん」の話を7回にわたって紹介してきました。

今日からはそのPart2ということで狐(きつね)に化かされたK蔵さんの話を紹介したいと思います。


この話も、私の父が生まれ育った山梨県大月市鳥沢村で起きた、摩訶不思議な事件でした。


私の父によると、T造さんの事件の他にももうひとつキツネが人をだました事件を目撃したとのことです。
それが大月交通のバス運転手K蔵さんの話です。
これも私が子供の頃に何回も聞かせてもらった話です。



それでは始めることにします。
杉本家に伝わる不思議な話第2弾「キツネに化かされたK蔵さん」のお話、お楽しみに。

・・・・・
いまから80年ほど前の山梨県大月市鳥沢村(現山梨県大月市富浜町鳥沢)。
甲州街道沿いに広がる小さな集落でした。

現代のように人工の光が溢れた世界と違い、夜になると空には満点の星がこぼれ落ちそうになるくらいに広がっていた時代です。

ある蒸し暑い晩のことでした。
上野原方面から大月方面(=東京方面から甲府方面)に向けて、暗い夜道を1台のバスがガタゴトと走って行きました。





(続きはこちらへ・・・)





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篠笛の魅力(第9話)


前回、篠笛に似合う服装について話題にしてみました。
さて今日の話題は呼吸についてです。
・・・・・

前回は、私の愛用している竹の皮で編んだ竹草履のことを紹介しました。なかなか履き心地がいいです。
竹草履で大地を踏みしめて篠笛を吹くというのは風情を感じるんですよ。

さて篠笛の響きは、歌口で生じた空気の振動が、篠竹の中に包まれた空気を共鳴させて生まれます。

押さえる指穴の位置で、共鳴する音程(=周波数)が選ばれます。
深みのある音色の時はひとつの周波数だけでなく、複数の周波数が含まれています。
耳に聞こえない周波数も混ざっています。

同じ音程の笛でも太い笛の方が豊かな音色に聞こえるのは、よりたくさんの周波数を混ぜることができるからなのかも知れません。

低い音色を出すときは、身体の中にある空気も共鳴させる様なつもりで吹きます。
口も喉も気管支も肺も、笛と一体化するつもりで吹くといいでしょう。


音を安定させるには、肩から上が上下しないように吹きます。見た目にも美しく見えます。

そのためには腹式呼吸を行ないます。
胸式呼吸と違い、上半身の上下動が押さえられるからです。




さて、6回にわたって篠笛を巡る美学について私見を書いてみたのですがいかがだったでしょうか。

もしご興味を持たれた方がいらしたら、是非篠笛の世界に触れてみてください。
日常には無い、新鮮な世界を感じることができると思いますよ。






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キツネはいつから化かさなくなったんでしょう?(第7話)


私の家に伝わる不思議な話「キツネに化かされたT造さん」についての最終回です。
長い間私にとって昔話の中の住人だったT造さん。なんと我が家にやって来たんです。(☆。☆)
父の話を疑っていたわけではありませんでしたが、やはり本人に直接確かめたいという思いを抱き続けていました。そんな私に待望の瞬間が遂に訪れたのです。
今日はその続きです。

・・・・・

私は、恐る恐るT造さんに尋ねてみました。

私「ねぇ、T造さん。教えて欲しいことがあるんですけど・・・」

T造さん「なんだんべ?」

私「・・・T造さんて、ホントにキツネにだまされたんですか!?」

とうとう聞いてしまいました。o(^-^)o
するとT造さんは言いました。

T造さん「やぁ、あの話かぁ・・・。あれだけは勘弁してくれろぅ・・・」

頭を掻きながらそう話すT造さんの顔は、照れくさそうに笑っていました。
T造さんは、あの事件は思い出したくないんだそうです。
ひょっとすると、T造さん自身もその時の状況がよく理解できないのかも知れません。


キツネなのにきれいな女性だと思って心を許してしまい、だまされてしまった自分。
同じたんぼ道をぐるぐると歩かされてしまった自分。
せっかく捕まえてきた「ごとんべぇ」を全部キツネに取られてしまった自分。

捜索に来た村の人たちが発見して、声を掛けてくれなければいったいどうなっていたんでしょう。


いろんな複雑な思いを抱きながらT造さんは生きてきたんだと思います。


キツネにだまされた時、どんな状況だったの?
キツネの化けた若い女性は、どんな声だったの?
同じ道をぐるぐる回っているのにどうして気が付かなかったの?

聞きたいことはたくさんあったんですが、聞けず仕舞いに終わりました。


昔、鳥沢村に住んでいたキツネたちは、T造少年の夏のひとときを翻弄(ほんろう)しただけでなく、T造さんの人生を変えてしまったのかも知れません。

それが、T造さんにあの事件を封印させてしまったのかも知れませんね。


そんなT造さんも、5年ほど前に他界されてしまいました。

80年ほど前に鳥沢村で起きた、T造さんがキツネにだまされてしまったというこの事件、生存している目撃者はもう88歳になる父だけなのかも知れません。

寂しいですね。






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sugimotom

Author:sugimotom
ようこそ!
職業は業務改革パートナー。余暇は篠笛や和太鼓の響きを楽しんで過ごしています。
そんな私の仕事のこと、趣味のこと、日々感じたことなど 徒然に書き留めています。

私も気が付けば半世紀もの月日を重ねてしまっていました。
飛び去るように過ぎて行く貴重な人生の合間に、ほんの少しだけ立ち止まって、さぁ深呼吸!

大切な今を思いっきり感じましょう。
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