FC2ブログ

狐に化かされたK蔵さんの話(第3話)


1人暗い夜道を終バスを走らすK蔵さん。途中で若い女性を見つけ、バスを止めました。
今日はその続きです。

・・・・・

K蔵さん:「はい、お待ちどうさま。」

声を掛けると女性は静かに車内を奥に進んでいきました。
ルームミラーで、女性が一番後ろの席に座ったのを確認して、K蔵さんはバスを発進させました。

薄暗い車内にはK蔵さんをと女性客の2人だけ。
エンジンの唸りだけを響かせて、バスは暗闇を走り始めました。

しばらく走ると遠くにチラチラと明かりが見えてきました。
集落の民家の窓から漏れる灯りや街路灯でしょう。真っ黒い山裾にひっそりと身を寄せ合っている小っちゃな、しかし人の営みを感じさせる暖かい灯りの塊がまたたいていました。

ほっとして緊張感がほぐれるK蔵さんでした。

バスは軽快に走り、いよいよ鳥沢村に入ろうかというときです。
K蔵さんは、ルームミラー越しに女性に声を掛けました。

K蔵さん:「お客さん、そろそろ鳥沢村に入るずら。もう少しだんべ。」

声を掛けた直後のことです。

「ガシャーン!」

突然後ろの方で大きな音がしました。
びっくりしたK蔵さん、ミラーに目をやると女性の姿が見あたりません。

K蔵さん:「お、お客さんっ!」

思わず大声を上げたK蔵さんですが、ハンドルを握る手には冷や汗が吹き出し、右足はアクセルを思い切り踏む込んでいました。






(続きはこちらへ・・・)







              <Time Slip>
              ☞ 前回   ☞ 第1話 

                拍手する
仕事のやり方を改善したいならここをクリック!
blog用Prove2           
業務改革パートナー!! プルーブ


和太鼓の魅力を感じたいならここをクリック!
blog用JDMS1
心に響く和太鼓音楽集団!! 佐倉太鼓衆

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL

プロフィール

sugimotom

Author:sugimotom
ようこそ!
職業は業務改革パートナー。余暇は篠笛や和太鼓の響きを楽しんで過ごしています。
そんな私の仕事のこと、趣味のこと、日々感じたことなど 徒然に書き留めています。

私も気が付けば半世紀もの月日を重ねてしまっていました。
飛び去るように過ぎて行く貴重な人生の合間に、ほんの少しだけ立ち止まって、さぁ深呼吸!

大切な今を思いっきり感じましょう。
    → → → プロフィール

最新記事
FC2カウンター
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
..
ブログパーツ アクセス解析