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キツネと吉展ちゃん事件(第3話)


戦後最大の誘拐事件と言われた吉展ちゃん事件。
前回掲載した新聞記事の赤線の中に、元警視庁の刑事だった父の名前があるのに気付かれたでしょうか。
キツネが人を化かした事件の目撃として登場した父ですが、吉展ちゃん事件にも重要な関わり合いをしました。
今日はその続きです。

・・・・・

吉展ちゃんが誘拐された当時、誘拐犯は人質を殺さないという通説があったそうです。
過去日本で起きている身代金目的の誘拐では、それ以上に罪を重くするような殺人をしなかったそうなのです。
しかし、可愛そうなことに吉展ちゃんは誘拐直後に殺されていたことが、事件の解決時にわかりました。


吉展ちゃん事件では、初動捜査から失敗が始まりました。

誘拐された晩、もう今夜は身代金要求の電話は来ないだろうということで、張込み担当の刑事が引き上げたとき、嫌な胸騒ぎを感じた別のA刑事が自発的に吉展ちゃん宅に出向きました。
すると深夜になって犯人からの身代金50万円を要求する電話が掛かってきました。

運の悪いことに、捜査班は編成されたばかりで、吉展ちゃん宅に出向いた刑事とそこに詰めていた捜査員達は初顔合わせ。チームワークが取れるような状況では無かったそうです。

そんな状況下で掛かってきた脅迫電話の様子では、近所の公園まですぐに金を持ってこいという要求に従わざるを得ないものでした。
吉展ちゃんの家族が身代金を用意したトラックに乗り込み、いつでも発車できるようにして警察の指示を待っていました。

もう少し待てとA刑事から外に待機している捜査員に指示が出されました。
それでその捜査員はトラックに向かい待てと手を振ったのですが、押しつぶされそうな緊張感に包まれていたためか、運転手が発車の合図と勘違いしてトラックを発進させてしまいました。

慌てて追いかけたのですが、トラックはみるみる離れていきました。
捜査員達が現場に到着したのは、身代金を持って行かれた数分後でした。

しかもここでまた2つめの失敗が見つかりました。
身代金事件では常識となっている、お札の番号を記録するという大事な作業を忘れていたのです。
これでもう犯人がどこで身代金を使おうが、手掛かりにも証拠にもならなくなってしまいました。







(続きはまた今度・・・(^^)/ )





              <Time Slip>
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職業は業務改革パートナー。余暇は篠笛や和太鼓の響きを楽しんで過ごしています。
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