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狐に化かされたK蔵さんの話(第5話)


郷愁に駆られ、3年前に鳥沢行ってきました。もうすっかりと宅地化して、狐がいるどころではありませんでした。
そんな町の中を、T造さんの生家や親戚の住んでいた家を捜して散策しました。
すると・・・
今日はその続きです。

・・・・・

私は小学3年生頃までは、毎夏、鳥沢のおじさんの家に遊びに行っていました。
良くは覚えていませんが、半月以上1人で泊まりに行っていたと思います。

おじさんの家には、私と年の近い3人のいとこ達がいて、セミやトンボを捕ったり、川で水遊びをしたりと楽しく過ごしました。
ジョンという真っ黒くて賢い雄犬がいて、一年ぶりにやって来る私を覚えていてくれて歓迎してくれました。
そして一夏を遊んだ私は、東京に戻る頃にはジョンに負けない位に真っ黒くなっているのでした。

そんな思い出を捜しに鳥沢に行ってみると、昔の姿は何処へやら。町の形がすっかり変わってしまっていました。


おじさんの家(もう何十年も前に八王子の方に転居していますが)へ続く、狭い路地が見あたりません。
大きな商家の軒下をすり抜けるように伸びていた坂道が見あたらないのです。

大きなセブンイレブンもできてしまい、まるで別の町みたいです。
40年近い歳月が、私の記憶と現実との間に大きな乖離を生じていました。

鳥沢711



あちこちをウロウロ、ゾロゾロしているうちにようやく、昔おじさん達が住んでいた家が見つかりました。
窓はサッシに代わり、庭の大きな柿の木やシャモが飼われていた鶏小屋も無くなっていました。屋根に登って青い実を食べた裏の杏の木も無くなっていました。
今は空き家になっているようです。

子供の頃の記憶に比べて、思ったより小さな家でした。
周りの桑畑も無くなり、もう別世界ですね。

家の前で記念写真を撮って、また辺りを散策に出ました。
結局、T造さんの家も無くなり、普通の民家になっていることがわかりました。


近所の様子でも聞ければと人を捜すのですが、あまり町を歩いている人がいません。
仕方なくセブンイレブンの前まで戻ってきた時、1人の女性が自転車に乗って向こうからやってくるのが見えました。

そこで父は、その女性に声を掛けました。
すると、驚いたことにその女性、T造さんの家のお嫁さんだというのです。(☆。☆)


                  80年前にT造さんがキツネにだまされた
                   愛宕山辺りはすっかり整備されて
                  とてもきれいになっていました。

                  鳥沢愛宕山2
   キツネが骨を掘り出してキツネの嫁入り
   が繰り広げられたお墓も、中央高速の下
   に埋もれてしまいました。
   鳥沢高速






(続きはこちらへ・・・)








              <Time Slip>
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Author:sugimotom
ようこそ!
職業は業務改革パートナー。余暇は篠笛や和太鼓の響きを楽しんで過ごしています。
そんな私の仕事のこと、趣味のこと、日々感じたことなど 徒然に書き留めています。

私も気が付けば半世紀もの月日を重ねてしまっていました。
飛び去るように過ぎて行く貴重な人生の合間に、ほんの少しだけ立ち止まって、さぁ深呼吸!

大切な今を思いっきり感じましょう。
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