牧場(まきば)の無い牧場(ぼくじょう)(第7話)

佐倉の農家も高齢化が進み、稲作農家がだんだん減少しています。
家が何軒も建つくらい広い田んぼからの収入は、年にたったの10万円程度だそうです。
しかも台風や日照りで収穫ができなくなったらもうおしまいです。

Oさんは知り合いの農家に相談しました。有機農法を取り入れないかと。
そうです、有機農法で土を元気にして、単位面積当たりの稲の収穫量を増やそうと提案したんです。

Oさんの牛は、薬品漬けになっていません。
それは、Oさんが若いとき外国に視察に行ったところ、牛にいろいろな薬品を配合したり不自然な栄養物を入れたりした飼料をみて心配になったんだそうです。
人間の口に入る家畜にそんな物を食べさせて良いのだろうかと。

そこでOさんは、自分の牛には不自然な飼料を与えないことにしてきたんだそうです。
この話を聞いたときは、まさに狂牛病騒ぎで日本中が大騒ぎの時でした。
「ウチの牛以外は怖くて食べれないよ」なんて冗談混じりに言っていました。
でも実は、自分の牧場の牛は滅多に食べないんだそうです。
ずうっとかわいがって育てた牛たちを食べるに忍びないのだそうです。
なので、何処の牛かわからないようにお店で買って食べるそうです。安心な日本産の牛を。

そんな経緯があったものだから、O牧場の牛糞も薬品汚染されていないきれいな(?)糞なんだそうです。

その「安全で」「栄養豊富な」糞を使えば、良い稲が取れるのではないかと思ったんだそうです。


しかし・・・
農家の人たちは尻込みして有機農法になかなか賛同してくれなかったそうです。
ただでさえ高齢化していて、しかも手が足りない中で、手間の掛かる有機農法は無理だと言われてしまったんだそうです。

さぁ、困りました。
Oさんのアイデア倒れで終わってしまうのでしょうか?



(続きはこちらへ・・・)




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職業は業務改革パートナー。余暇は篠笛や和太鼓の響きを楽しんで過ごしています。
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私も気が付けば半世紀もの月日を重ねてしまっていました。
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