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篠笛の魅力(第7話)


前回、篠笛の姿形ばかりでなく、作り方にも美学があるという持論をお話しました。
その美学についてもう少し続けてみたいと思います。
・・・・・

北辰一刀流、柳生流など、剣には流儀というものがあります。
お茶、生け花、日本舞踊などもそうですね。

邦楽の世界にも流儀があります。
そして篠笛にもいろいろな流儀があります。

能、お囃子、神楽など、それぞれの世界でまたそれぞれの流儀があるので、たくさんの流儀が存在しています。

各流儀には、それが生まれた背景があることだと思います。
だからどの流儀がいいとか悪いとかはありません。
どの流儀がうまいのか、うまくないのかというのも無いように思います。

強いて言えば「好きか嫌いか」じゃないでしょうか。


私の奏法は、田谷師匠の影響をとても大きく受けています。
しかし、田谷流かと言うとそうとも言い切れないと思っています。

田谷師匠は佐原囃子の人ですから、山車に乗り込んで演奏します。
だから山車という狭い空間で演奏するための作法があるでしょう。

私の笛は主として、たくさんの和太鼓とコラボレーションします。
たくさんの和太鼓の迫力に負けることなく、そして調和して、なおかつ躍動感のある演奏が求められます。
だから佐原囃子とは「篠笛を吹く空間」が違うので、おのずと流儀が違ってくるわけです。


その中で田谷師匠に教わって、今でも心掛けているのが指の姿勢です。
指穴を押さえる7本の指は、全て笛に直角に、しかも関節を伸ばして吹きます。
曲げるのは左手の中指くらいなもんです。それもほんの少しだけ。

リコーダーやフルートが、笛に鋭角的に指を添えるのと違うところですね。

指を丸めて拭いている篠笛奏者もいます。
その人の演奏が決して下手なわけではなく、とても上手に奏でる人でです。

だからこれは流儀と言えるのです。


私の篠笛奏法に抱いている美学は、背筋を凛と伸ばし、軽く腕を張り、まっすぐに伸びた指が、ほぼ水平に保たれた篠笛に添えられている形で奏でることです。

また歌口を舐める方もいますが、私はしません。

まぁ、以上のようなところが私の篠笛奏法に寄せる美学でしょうか。
ほかにもまだいくつかあるのですが、長くなるので今日はこの辺にしておきますね。


しかし、・・・

稽古不足を何とかしないと美学など実践できずに、ただの能書きになってしまいますよね。(^_^)-c<^_^;) 



千利休の言葉に

「稽古とは 一より習い 十を知り十よりかえる もとのその一」

というのがあるそうですが、奥が深いですね。

私も早く「もとのその一」にかえれるくらいになりたいものです。(^^;)




(続きはこちらへ・・・)





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sugimotom

Author:sugimotom
ようこそ!
職業は業務改革パートナー。余暇は篠笛や和太鼓の響きを楽しんで過ごしています。
そんな私の仕事のこと、趣味のこと、日々感じたことなど 徒然に書き留めています。

私も気が付けば半世紀もの月日を重ねてしまっていました。
飛び去るように過ぎて行く貴重な人生の合間に、ほんの少しだけ立ち止まって、さぁ深呼吸!

大切な今を思いっきり感じましょう。
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