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キツネはいつから化かさなくなったんでしょう?(第3話)


それでは、今日から杉本家に伝わる不思議な話「キツネに化かされたT造さん」についてご紹介しますね。
信じるか信じないかはご自由ですが、細部で多少の誤差はあるかも知れませんが作り話ではありませんよ。
では始めます。(^o^)

・・・・・

私の父は今年で88歳になりますが、おかげさまで元気に暮らしています。

そんな父に動物園に連れて行ってもらった幼い日に、父が私と手をつなぎながら立ったキツネの折の前でぽつりと言ったことがあります。

「どうして動物園のキツネは化かさないんだろうねぇ・・・」

思い起こせば、もうそれから50年近く時が流れていたんですね。


私の父は、子供の頃キツネが人を化かす事件に2回遭遇しています。
ひとつは自らが目撃して、もうひとつはキツネに化かされた事件が村で発生したというものです。



時はいまから80年ほど前になります。
私の父が子供の頃のことです。
場所は、山梨県大月市鳥沢村。

今ではすっかり都市化して東京への通勤圏になっていますが、JRがまだ国鉄だった時分は随分と田舎でした。
中央線で新宿から2時間以上かかる静かな村でした。

私が高校の頃に中央高速が杉本家のお墓の上に開通してしまい、今はお墓がそこにはありませんが、それまではお墓参りに行ったりしていました。

昔はまだ土葬だったので、狐火などもよく目撃されていました。

狐火とは、キツネが墓から掘り出した骨を加えて歩くときに、湿気が高い晩に骨に含まれるリンが燃えて起きると言われています。

「狐の嫁入り」と呼んでいる地方もあるそうですが、父達は「狐火」と呼んでいました。

父の生家から見える山の中腹に、ポツンポツンと狐火が現われるのでした。

それくらいキツネの多い地域だったのでしょう。


当時の鳥沢村は、山と桂川に挟まれた狭い平地に桑畑の広がるのどかな里です。

桂川は、富士山麓忍野から湧き出た水を集めて相模湖に注ぎ、神奈川にはいると相模川と名を変えて相模湾に流れ込みます。

昔は夏になるとたくさんの鮎が遡上して、カラ針(ギャング針)を振り回すだけで鮎が釣れるほどでした。

余談ですが、プルーブにある岩松はそんな桂川の渓谷で生まれたDNAを持っています。

平地と言っても、緩やかな傾斜地であり、当時の日本全体がそうであったのかも知れませんが、決して豊かな暮らしをしている集落とは言えなかったと思います。


そんな生活の中で、子供達の楽しみでありかつ貴重な栄養源となっていたのは、「ごとんべぇ」を捕って焼いて食べることだったということです。

ごとんべぇとは方言で、正式の名前はウシガエルと言います。
日本の食料事情改善のために、アメリカザリガニと一緒に米国から輸入された大型の蛙です。
今では日本全国に分布しているので、ご存知の方も少なくないのではないでしょうか。

(参考)ウシガエル:TBS「生物図鑑」


夏のある日、私の父は尋常高等小学校から帰ってくると、T造他いつもの仲良しグループでごとんべぇ捕りに行きました。
ごとんべぇのいる田んぼは、小さな山のふもとにありました。




(続きはこちらへ・・・)





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Author:sugimotom
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職業は業務改革パートナー。余暇は篠笛や和太鼓の響きを楽しんで過ごしています。
そんな私の仕事のこと、趣味のこと、日々感じたことなど 徒然に書き留めています。

私も気が付けば半世紀もの月日を重ねてしまっていました。
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