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和太鼓と業務改革 ?!(第2話)


前回は、私が趣味で参加している櫻太鼓がかつて衰退の危機に陥り、役員全員で力を合わせて業務改革をすることにしたという昔の話を始めました。
今日はその続きです。
・・・・・

私たちは櫻太鼓の業務改革のため、いろいろな施策を行ないました。
その中で、演奏活動について関わりの大きい部分について3つだけ簡単に紹介しますね。


1.新しい愛称の創出・・・今風に言えば「ブランディング」ですね。

まず新しい演奏スタイルであることを形に示すことにしました。
そこでインターネットや雑誌などでいろいろ調べて、どこにも使われている形跡のない「太鼓衆」という単語を考えつき、「佐倉太鼓衆」と名乗ることにしました。

(その後の佐倉太鼓衆の活躍の甲斐あり(?)、今では「太鼓衆」という言葉をグループに付けることが市民権を得たようですね。「○○太鼓衆」とか「太鼓衆○○」とかいったチーム名を随分みかけるようになりました)


2.衣装の刷新

次に衣装を、これまでのハッピ&半股という組合せから大きく転換しました。
「その派手な姿はなんなの?」とか「和太鼓らしくない」とか、最初のウチは古株の会員や近隣の太鼓チームたちから随分冷やかされたものです。
しかし当時、新しい衣装の潮流はすでに関西方面で生まれており、これも時間の問題で市民権を得ることになりました。

先日、とある地方に演奏行ったときですが、地元のYOSAKOIソーランの方から、自分たちの衣装に採用したいから購入先を教えて欲しいと言われたのには少し驚きました。(^^;)


3.魅力ある演奏の実現

そして肝心の曲作りです。
オンリーワンのオリジナリティを実現するために高いハードルを置きました。

それは、

その演奏を聴くと、その演奏を観ると、「その演奏の主題が脳裏に浮かぶ」

曲を作るというものです。


「なんとなく雷にも聞こえるし、怒濤だと言われれば怒濤でもいいかな」

なんていう曲ではなく、雷ならば雷、怒濤なら怒濤のイメージがきちんと観衆の心に浮かび上がる曲を作るというとても厳しいハードルでした。

しかし、このハードルを設けたお陰で

「佐倉太鼓衆の演奏には物語を感じる」
「佐倉太鼓衆の音楽は独特だ」

と多くの人に言っていただけるようになったのです。
佐倉太鼓衆にとって、最高の賛辞です。

振り返ってみると、佐倉太鼓衆にとって幸運だったのは、とても芸達者なメンバーが多かったことですね。
みんなの秀でた一芸を活かすことで、特徴ある楽曲がいくつも生まれました。



(続きはこちらへ・・・)




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篠笛の魅力(第4話)


前回、西洋の横笛フルートとの違いについてお話しました。
もう少し違いについて触れてみたいと思います。
・・・・・

フルートの指穴はなかなか見えにくいのですが、リコーダーならむき出しなので見えますね。
原理は同じなのでリコーダーの穴と比べますね。

篠笛もリコーダーも指穴は7つで同じです。
しかしよく見ると穴の配置や大きさが違っているのです。

等間隔で同じような大きさの穴が空いているのが篠笛。
それに比べてリコーダーは穴の間隔が不揃いです。
リコーダーによっては大きさが極端に小さい穴が混ざったりもします。

これはどういうことだかわかりますか?

ドレミファソラシドを吹くためには、等間隔の指穴ではだめなのです。

だから篠笛でドレミファっぽく吹こうとしても、ちょっと音痴な音に聞こえます。
でも、篠笛の音色で洋楽を奏でたいという要望もたくさんあるでしょうから、ドレミファ笛に作った篠笛も出ています。今度見かけたらよく見てみてくださいね。
それらの指穴は間隔も大きさも不揃いとなっていますよ。


私は、篠笛は美学に強いこだわりを持った楽器だと思っています。
不揃いの穴より、きれいに整列していた穴の方が見た目にきれいですからね。

篠笛ができた頃の日本には、当然西洋音階はまだ無かったでしょうから、等間隔に並んだ穴から生まれるメロディーに違和感を感じる人はほとんどいなかったと思います。
(日本最初の笛の指穴の配列が等間隔かどうかは知りませんが・・・)

西洋音階とは全く無関係に存在した篠笛から生まれる音がイマジネーションを刺激して、その音階に親和性のあるメロディーが生まれていったのではないでしょうか。

メロディーと言うよりも、森や大気と一体化するような響きを指が捜して、それを縫い合わせるように奏でていたのではないかなぁなんて想像できませんか?

指穴の配置は耳よりも、目で決められたのではないかなという気がします。




(続きはこちらへ・・・)





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和太鼓と業務改革 ?!

いきなりなんで「業務改革ってナニ?」って思われた方もあるかもしれませんね。すいません、ちょっと説明しますね。

組織というものは、時代や環境の変化で、それまでのやり方では行き詰まってしまうときが来ます。
そこで今までのやり方から変わらないと生き残れなくなる。
こういったときに生き残りやさらなる発展をかけて組織のやり方を変えることを「業務改革」というのです。

私はプルーブと言う会社で、いろいろな企業の業務改革をお手伝いしているのですが、興味がお有りでしたらどうぞ覗いてみて下さい。


それでは、本題に戻ります。

私が入会したとき、櫻太鼓は設立10周年を迎えた佐倉の老舗チームでした。会員も20名以上いて頼もしいものでした。
しかし、それから3年ほどして大きな問題が持ち上がりました。

ピークを過ぎてしまったのでしょうか、演奏に呼ばれる機会が少しずつ減っていきました。
私が入る何年か前には40名近くいたという会員も、10名を切らんばかりの勢いで減っていました。

進学や受験、就職、結婚など、いろいろな理由で毎年2~3割くらいの人が去っていくのは当時としては当たり前でした。しかし、それと同じくらいの新規入会者があり、会員数が大きく変動することはあまりありませんでした。
会員数の減少は、新規入会者が減っているということを示していました。

つまり、明らかに衰退の兆候が現われていたのです。


櫻太鼓が発足した翌年に世界的に有名なプロ集団「鼓童」(こどう)がデビューしています。
その鼓童が日本中に和太鼓ブームを巻き起こしているその最中に、同じ和太鼓をやっている櫻太鼓が衰退し始めているのです。

これは和太鼓のせいではなく、櫻太鼓そのものに問題があると考えざるを得ません。


注文が減り、売上げも落ちてしまい存続問題となってしまった企業と同じですね。
早く何とかしないと、櫻太鼓は消滅してしまうかも知れません。

その頃には役員に加わっていた手前、私も一緒に悩むことになりました。

何回も深夜に及ぶ役員会を重ねた末に、会の活動を抜本的に見直すしかないということになりました。
アマチュアの組織ですが、いわゆる「業務改革」をすることになったわけです。

具体的には、それまでの盆太鼓中心の活動から、エンターテイメント性の高い演奏を柱とする活動に転換することにしました。
しかもオリジナリティのある、オンリーワンを目指すことにしました。


簡単なことではありません。時間も掛かります。
新しい演奏スタイルと言ったって、何かアテがあったわけではありません。
なにせオリジナリティを求めるのです。ズバリの手本が有るわけはないのです。
それを考案し形にしていく手順など思いつくべくもなく、とにかく手探りで始めました。
いろいろな意見が出ました。



(続きはこちらへ・・・)




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和太鼓の魅力

私が和太鼓の世界に関わり合いを持ったのは、佐倉に移り住んでからです。
長男が5歳の時、何か伝統芸能に触れさせようと「櫻太鼓」という和太鼓の会に入れたのですが、それが縁となり私も入ることになりました。
かれこれ18年ほど父子で太鼓を楽しみましたが、息子は社会人となり昨年卒業していきました。


和太鼓というのは、不思議な太鼓です。
ドーンと言う音がひとつ鳴っただけで、背中がぞくっとしてしまった経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか?

そんな魅力を秘めているからでしょうか、ドラマーから和太鼓奏者に転向した人も少なからずいます。
洋と和の違いこそあれ、同じ太鼓。どこが違うのでしょうか?



和太鼓が単独演奏楽器という認識が定着してきたのはここ数十年のことです。
それまでは、神器、応援団の道具、相撲の小道具、お囃子の打楽器などという使い方が和太鼓の本流でした。

それが、近年は和太鼓を中心に配置した演奏スタイルが随分ポピュラーになりました。
和太鼓演奏のために海外に招聘されるなんてことも日常茶飯事といえ、私も過去2回ほど海外で演奏してきています。


そんな近年生まれた演奏スタイルですが、乱暴に言えば大きく分けて3種類のパターンに9割方の演奏が収まると思います。(私の勝手な分類です)

 1.体育会系スタイル
   力強さや迫力を信条に太鼓を打ちます。
   魅力のひとつとして肉体美を添えることもあります。
   立ち居振舞い、挨拶なども体育会系に通じるキビキビさを備えた
   会風のところが多いようです。
   太鼓ショーとしては、今最もポピュラーなスタイルでしょう。

 2.演舞系スタイル
   踊りと一体になった演奏スタイルです。沖縄のエイサーが有名で
   す。
   盆踊りの太鼓も、熟練者は舞うが如くに櫓の上で太鼓を演奏ます
   が、これも演舞系と言えましょう。

 3.音楽系スタイル
   メロディー楽器を組合せて、アンサンブル演奏を行ないます。
   お囃子などがそうですが、最近はモダンな演奏も出てきました。
   お囃子に比べると最近の音楽系スタイルは、和太鼓のパフォーマ
   ンス的要素が強調され、視覚的にも楽しめるようになっています。

これらのどれかをスタイルとするか、もしくはスタイルを組み合わせて太鼓ショーを構成するところがが多いですね。
どのスタイルもそれぞれファンがいて、和太鼓の魅力の幅の広さを感じます。



こんな和太鼓のつれづれ話、時々お付き合い下さい。



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篠笛の魅力(第3話)


前回、私と篠笛との出会いについてお話しましたが、気が付けば少し時間が空きましたね。
今日は久々に篠笛のお話です。
・・・・・

篠笛というのは、言わずと知れた邦楽器です。

その邦楽器ですが、篠笛に限らず全般的に邦楽器には西洋楽器との違いがあると思います。
中でも特徴的なものの1つが、精神性との関わり合いだろうと思います。

西洋では、楽器は音楽を奏でる道具なんだという認識が強いようで、とにかく少しでも容易に音楽を奏でられるようにと改良が重ねられて来ました。

それに比べて邦楽器は、進化という点では西洋楽器に及びません。
「奏者が技術的かつ精神的な修練を重ねること」と「良い音色を奏でられること」が調和していることに意義を見出しているようです。だから、誰でもが簡単に演奏できるように楽器を改良するなんてことはしてこなかったのでしょう。


例えば、西洋楽器のフルートと邦楽器の篠笛はルーツが共にインドの横笛だったと言われており、原形は同じ構造だったと考えられます。

しかし西洋では改良に改良が重ねられ、材料も金属に変わり非常に複雑な機構をした現在の形になりました。

それに比べて篠笛は改良されていない分、音出しや音程取りが難しいままです。


横笛に限らず、縦笛でもそうですね。
日本の縦笛で有名なのが尺八ですが、「首振り3年」などと言われるほど、習得に時間が掛かると言われています。
それに比べて西洋の縦笛として身近なリコーダーを思い出してもらえばわかりますが、誰でも吹けば音が出るようになっています。だから小学校でも音楽の授業に使われているんだと思います。



西洋ではきれいな音楽を奏でるために楽器に進化を求め、日本ではそれを操る人に進化を求めたとも言えますね。




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篠笛の魅力(第2話)


前回は、私に篠笛の楽しさを教えてくれた、田谷さんという篠笛の名手について少しだけお話ししました。
今日はその続きです。

・・・・・

田谷さんは笛作りとしても活躍されていましたが、笛師としては「春酔」(しゅんすい)という号で彫られていました。

そんな田谷さんですが、何でも、気の置けない仲間達と車座になってお酒を飲んでいる最中、大笑いした拍子に突然後ろに転げたと思ったら、もうすでに亡くなっていたとのことです。

春酔という名に相応しい、見事な大往生だったと思います。

98年4月4日の土曜のことでした。
そう、明日がご命日です。

(合掌)



田谷さんのおかげで、私は篠笛の魅力を知ることができました。

竹に穴を空けただけの楽器ですから、慣れるまではなかなかきれいな音色を出せません。
ムキになって吹いていると、頭がクラクラしたこともありました。


しかし石の上にも3年。
ましてや10年の歳月が、ありがたいことに曲がりなりにも笛を楽しめる程度の技量を与えてくれました。


篠笛の素朴な音色には、日本人の心が映されているようで、とても心地よい響きです。

穴が開いただけのシンプルな構造ゆえに、心と奏法で情感を補ってあげないときれいな響きは生まれてくれません。


これからは時々、篠笛の話題にも触れることにしますね。




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篠笛の魅力

篠笛(しのぶえ)という楽器をご存知でしょうか?

篠竹(しのだけ)とか女竹(めだけ)とか呼ばれる、直径1~2センチくらいの竹に穴を空けた横笛です。

お囃子や雅楽で使われている笛なんですが、

   「京の五条の橋の上で牛若丸が吹いていたやつ!」

って言った方がおわかりでしょうか?


私が篠笛と出会ったのは、かれこれ10年以上も前になります。

佐原囃子の名手、田谷春男さんに手ほどきを受けたのが始まりでした。

田谷さんの流派は大戸流という名門ですが、残念ながら今は途絶えてしまったということです。

田谷さんは、伝説の名人と呼ばれた片野六兵衛の直系弟子と伺ったような気がしますが、それも今となってはわかりません。

田谷さんは、10年ほど前に突然他界されてしまったからです。
そう、あまりにも突然。
今度の週末は稽古という日でした。


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プロフィール

sugimotom

Author:sugimotom
ようこそ!
職業は業務改革パートナー。余暇は篠笛や和太鼓の響きを楽しんで過ごしています。
そんな私の仕事のこと、趣味のこと、日々感じたことなど 徒然に書き留めています。

私も気が付けば半世紀もの月日を重ねてしまっていました。
飛び去るように過ぎて行く貴重な人生の合間に、ほんの少しだけ立ち止まって、さぁ深呼吸!

大切な今を思いっきり感じましょう。
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